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●はじめに
このシナリオは「新クトゥルフ神話TRPG」に対応したシナリオである。探索者3~5人向けにデザインされている。作成したばかりの探索者でも、歴戦の探索者でも楽しめるだろう。プレイ時間は探索者の作成時間を含まないで3時間程度。新版ルルブだけでプレイが可能である。
本シナリオは全編にわたって北海道札幌市が舞台となる。時期は、コロナ禍が落ち着いた直後の2月上旬から2月中旬頃と設定している。
●プレイヤー向け情報
コロナ禍が終わりつつあり、数年ぶりに完全な形で札幌雪まつりが開催されることとなった冬の札幌を舞台とするシナリオである。本シナリオは、札幌市の職員であり探索者の知人である柳澤が、探索者たちを札幌雪まつりに招待したところから始まる。
〈隠密〉技能を持つ探索者がいることが望ましいが、必須ではない。また、不可避の戦闘が発生するため、戦闘が得意な探索者は活躍できるだろう。
●導入
コロナ禍が終わりつつある1月末頃、探索者たちは、ある探索者の知人である柳澤隆から、札幌雪まつりに来てみないかと持ち掛けられる。柳澤は札幌市職員であり、雪まつりの実行委員も務めているところ、数年ぶりに札幌市中心部で開催される雪まつりに少しでも人を呼びたいと考えているとのことであった。
(以下略)
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