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●はじめに

 このシナリオは「クトゥルフ神話TRPG」に対応したシナリオである。探索者2~4人向けにデザインされている。作成したばかりの探索者でも、歴戦の探索者でも楽しめるだろう。プレイ時間は探索者の作成時間を含まないで2時間程度(テキストセッションで6時間程度)。基本ルルブだけでもプレイ可能だが『クトゥルフ神話TRPG クトゥルフカルト・ナウ』と『クトゥルフ神話TRPG キーパーコンパニオン改訂新版』もあると望ましい。
 現代日本を舞台としたシティシナリオ。場所や季節は自由。探索者たちは、NPC である古瀬と知人関係であることが必要となる。

●プレイヤー向け情報

 舞台は現代日本。探索者たちは知人である古瀬から「お蔵入りになった映画を見ないか」と家に招かれる。本シナリオは主に都市内での探索によって進むため、調査や交渉が得意な探索者がいた方が良いだろう。なお、戦闘が発生する可能性もあり、その際は〈組みつき〉や〈回避〉が有用となる。

●​導入

 探索者たちは知人である古瀬から「『タブー』という、お蔵入りになった映画のDVDを知人のツテで手に入れた。一緒に見ないか」と声をかけられ、家に招かれる。KP はPL と相談をして、探索者が古瀬とどのような関係であるかを設定しておくこと。同級生、職場の同僚、ネットを通じて知り合った映画鑑賞仲間などが妥当であろう。

 古瀬が住んでいるのは、アパートの1室である。古瀬に指定された日時は土曜日の20時頃。探索者たちは時間通りに訪れ、アパートの入り口で全員が顔を合わせることになるため、ここで簡単に探索者同士で会話をさせても良いだろう。
(以下略)

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